釣りエサ(ルアー・エギ・毛バリ・生エサ)のひみつという良書

備忘録
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釣りエサ(ルアー・エギ・毛バリ・生エサ)のひみつという本

釣りエサ(ルアー・エギ・毛バリ・生エサ)のひみつを読みました。
最初のページに「釣りエサを制する者は釣果を制する」とあり、この一言で購入しましたw

本の一部を箇条書き

・魚の口に一番近い「釣り道具」は「釣りエサ」であり、決して竿などではないです。よく釣れる人の共通点は、皆、釣りエサにこだわっていることです。

・魚は水面の上をよく見ています。テッポウウオは水面上の虫を落としますし、ボラは投げたダンゴを着水する前から追いかけます。

・実験でクロダイもメジナも2号のフロロカーボンハリスを避けて泳いでいることが分かった。

・魚は嗅覚でエサを発見する。そして、魚はアミノ酸を感知する能力が高い。

・コイ、ウナギ、ニジマス、ブリは糖類に興味を示す。しかし、糖類を消化できない魚もいるので万能ではない。

・魚の味覚の感度は人間の数十倍~数百倍。また、味覚は口元から胃袋まである。

・嗅覚により魚を寄せ、味覚により魚の食欲のスイッチが入る。不味いエサだと吐き出される。

・音は1秒に340m(マッハ1)。水中だと1秒に1500m伝わる。

・魚は普段聞きなれない音を警戒する。

・タンパク質はアミノ酸によりできている。

・タンパク質◎、脂肪〇、炭水化物△

・低タンパク質より高タンパク質が好まれる。植物性タンパク質より動物性タンパク質が好まれる。

・魚が好む成分。グリシン、アラニン、プロリン、タウリン、アルギニン、イノシン

・グリシン
モエビ、アサリ、アオイソメ

・アラニン
アミエビ、イワシ、アサリ

・タウリン
アミエビ、モエビ、オキアミ、イカ、タコ、アサリ

・アルギニン
モエビ、イカ、タコ、ツブガイ、とろろ昆布

・イノシン
イワシ、アサリ、アオイソメ、とろろ昆布

・エサ取り対策:針を大きくしてエサを房掛けする(エサ取りが1つ食べてる間に、針が落ちていく)

釣りエサ(ルアー・エギ・毛バリ・生エサ)のひみつの感想

釣りエサ(ルアー・エギ・毛バリ・生エサ)のひみつを読んで、釣りの仕方、魚への戦略が大きく変わりました。

いままでは、「なんでも釣れればいいから、万能エサ付ければいいでしょ」とだけ考えていましたが、この本を読んで「釣り」への考え方の幅が広がりました。

釣りは奥深いですね。そして答えがないところが面白いです。いい趣味に出会えたと思います。

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