ハタハタとは
ハタハタは漢字で「鰰」と書きます。
凄いですよね!魚の神ですよ!
ということでハタハタ=鰰の漢字の由来を調べ、まとめてみました。
ハタハタ(鰰)は雷の多い冬に釣れることから、雷と縁の深いと理解されたようです。
ですから、霹靂神〈はたはたがみ〉が由来となり、読みは「ハタハタ」、漢字は「鰰」となったようです。
また、ハタハタ(鰰)は冬に突然、産卵のために大群で押し寄せてくることから、神様からの贈り物と考えられたことに漢字の由来あるとの説もあります。
ちなみに、ハタハタ(鰰)は秋田県の県魚です。
ハタハタ(鰰)と秋田県
秋田県民に「ハタハタがないと正月が迎えられない」といわれるほど愛された魚です。
秋田名物「しょっつる鍋」、秋田県の伝統食「ハタハタ飯寿司」などが有名です。
ハタハタ(鰰)の卵は「ぶりこ」と呼ばれ、酒の肴に食べられたとのことです。
「秋田音頭」の一節には以下の件があります。
コラ 秋田名物 八森ハタハタ
男鹿で男鹿ブリコ(アーソレソレ)
能代春慶 桧山納豆
大館曲げわっぱ
ハタハタの特徴
ハタハタの大きな特徴を絵にしました。
全長は20cmと小柄な魚
ハタハタの特徴
・別名:カミナリウオ、サタケウオ、シロハタ
・深海魚に分類される
・浮き袋はない
・鱗がない
・日本海側で主に食される魚である