魚を締める
小魚を締める場合は氷締めが推奨されます。
では、大きな魚が釣れた場合はどうすればいいでしょうか?
答えは「血抜き」をするです。
大きな魚の鮮度を保つためには、氷締めでは無理です。脳破壊は魚を動かなくするだけで鮮度は保てません。
ですから、「血抜き」なのです。
では、血抜きはナイフでするべきなのか、ハサミでするべきなのか?
どう思いますか?
ナイフとハサミの使い分け
結果から言いますと、一般の釣り人はハサミの方が使いやすいです。
魚の一般的構造を確認しましょう。
図のように、魚の血管は背骨の下側を通っています。
ナイフで一気に切断するためには押し付ける力が必要になります。
ということは、大切なナイフが地面に接触し刃こぼれする可能性があるということです。
管理人は刃こぼれが怖かったので、まな板も持って釣りに行っていましたw
一方ハサミならば、チョキチョキと切れるので、背骨を切断する前に神経と血管を切断できます。つまり、背骨を切断した時には血管も切断できているということになります。
ナイフと違って押し付けるベクトルも不要なので、刃こぼれする恐れもありません。
魚を締めるのにナイフは不要?
基本、ハサミで締めるほうが効率的と書きましたが、これはそれなりの大きさの魚を締める場合までです。
超大型魚の場合ですとハサミじゃ切断が大変なのでナイフが有効になります。
まあ、超大型魚なんて一般の釣り人さんじゃ釣れないんですけどねw
MCCマリンカッタ(水産用万能バサミ) MRC-170
オススメのMCCマリンカッタ(水産用万能バサミ) MRC-170です。
管理人が大好きな Amazon’s Choice 製品です。
ステンレス製です。
説明書きです。
切断能力は魚骨)の場合、直径10mm以下です。全長は165mmで使いやすいです。
安全ストッパで閉めたままにできます。
魚が滑りにくいようギザ刃になっています。
メンテナンスは食品用潤滑防錆油を注油し保管となっています。
管理人はサラダ油でフキフキしています