潮の満ち引きは日本海側と太平洋側で違う
ご存じですか?潮の満ち引きは日本海側と太平洋側で違うんです。
潮の満ち引きは、日本海側では40センチ。太平洋側では2メートル。になります。
ちなみに、世界一の満ち引きは、カナダ大西洋沿岸のファンディ湾です。潮の満ち引き差が16mもあるそうです!
潮の満ち引きの仕組み
潮の満ち引きは引力により起こります。引力は月によるものと太陽によるものがありますが、月の引力による満ち引きが大きな影響を与えています。
満潮と干潮
下記の図のように月の引力に引っ張られることにより、満潮と干潮が発生します。地球は回転(自転)していますので、1日に満潮2回、干潮2回が発生します。つまり、6時間に1回は満潮か干潮が発生します。
大潮(おおしお)
そして、下記の図のように太陽と月が一直線になると「大潮」となります。月に2回発生します。
小潮(こしお)
下記の図のように太陽と月が直角の関係になると「小潮」となります。
図のとおり、満潮と干潮の差が発生しません。つまり、海水に流れが発生しません。
潮の動きと魚の活性
潮が動くということは、海水が流れるということです。つまり、海水と海水がぶつかることにより酸素が海水に溶け込み、魚が活性化するのです。
これは、魚の活性のみならず、魚のエサであるプランクトン等も活性化しますので、海中全体が活性化するということになります。
海の魚達にとっても、酸素は重要なのです。
潮と釣果
大潮 | 海水が大きく流れる (釣果期待大) |
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中潮 | 海水の流れは中程度 (釣果期待中) |
小潮 | 海水が小さく流れる (釣果期待小) |
長潮 | 海水の流れは極小 (釣果期待極小) |
若潮 | 海水は流れ始める (釣果期待小小) |
潮周りが悪くても釣れるという話は沢山あります。あくまで一般論という位置付けです。
タイドグラフとは
潮の満ち引きをグラフで表示するものをタイドグラフといいます。
潮止まりでは釣果は見込めないので釣行を控える等の対策をたてられます。
下は、タイドグラフBIという潮見表アプリです。(アンドロイド版)