アジとは
アジの読みは味が良いことに由来するといわれ、
アジの漢字は「鯵」と書き、「おいしくて参ってしまう」に由来します。(諸説あり)
アジと言えば、日本ではマアジを指します。
分類学上は「スズキ目アジ科マアジ属」に属し、魚全体の4割がスズキ目に属しています(魚類総数約2万4千618種のうち、スズキ目は9293種)。
マアジは北西太平洋に分布しており、日本密着型の魚です。
そして、マアジは3つの型に分かれます。(どれもDNA的にはマアジです。)
・キアジ(湾内等にとどまる)
・クロアジ(沖にでる)
・ノドグロ(深いところ)
なお、キアジが美味とされており、高値で取引されています。
アジと日本人
アジは日本人にとって身近な魚です。古くは縄文遺跡よりアジの骨が出土し、平安時代の木簡にも記録が残っています。江戸時代では大量に食されていたそうです。
また、アジ(鯵)は、夏の季語になっています。
マアジの特徴
アジの大きな特徴を絵にしました。
マアジの特徴は3つあります。
・口切れしやすい
・ゼイゴ
・遊離棘(ゆうりきょく)
マアジの特徴
・アジは昼行性
・アジの視力は0.12程度
・アジは匂いに敏感
・アジは肉食性
・アジは大型になるとプランクトン等よりも小魚を好むようになる
・大型アジの適水温は18〜22度
・寿命は10年以上の記録あり
・全長60cmの記録あり
アジの写真
マメアジ