カサゴとは
カサゴは根魚(ロックフィッシュ)の代表的な魚です。日本各地に生息しています。
分類学上は「カサゴ目フサカサゴ科(あるいはメバル科)」に属します。
カサゴは、「笠子」と書き、関西では「ガシラ」と呼ばれています。
ちょっと可哀そうなのですが、「アンポンタン」や「面洗わず(つらあらわず)」という蔑称もあります。
たしかに美しい魚ではないですが、そこまで言わなくてもと思います。。。
他にも「瘡魚」と呼ばれたりします。これは皮膚病にかかったような斑模様からきているそうです。
でもね、カサゴは卵胎生(卵を胎内で孵化させてから産み出す)なんです。
子供をできる限りお腹で育ててから産み出す母性あふれる魚なんです。
そんなところが私は好きです^^
カサゴの特徴
カサゴの大きな特徴を絵にしました。
体全体に斑模様があります。
浅瀬では褐色、深場ほど赤くなるといわれる。
カサゴの特徴
・比較的簡単に釣れる根魚として人気
・テトラの穴釣りが有名
・夜活動する
・縄張り意識を持つ
・エビ、カニなどの甲殻類を好む
・25cmくらいまで育つ
・江戸時代、端午の節句の祝魚
・佐渡ではカサゴの干物を魔除けとして吊るした
・怪獣ガラモンの顔はカサゴを参考にしている
・ことわざ「磯の笠子は口ばかり」→口先ばかりで実行力のないこと